実務経験を活かしてメーカーの知財担当に転職


インタビュー


本日は、当社のキャリアカウンセリングを経て転職を成功されたAさんにインタビューをさせていただきました。Aさんはロースクールを卒業後、知財業務経験を活かして、この度、メーカーに転職されました。

インタビュアー:吉田 (株式会社More-Selections)




吉田
本日はお忙しいなか、インタビューにご協力いただき、ありがとうございます。早速ですが、転職先を現在の会社様に決定された理由は何ですか。


Aさん
仕事を楽しく充実させるためには、その職務内容が好きであること、その会社が好きであることの2点が大事だと考えていました。そして、この2点が今の会社がうまくマッチングしたのが理由です。 具体的に言いますと、職務内容については、私は生涯、知的財産の仕事をすると決めていますので、知的財産に関する仕事を幅広く担当させていだけるポストの募集であったことが理由になります。採用面接や会社見学のときに、やる気があれば、そのための教育研修も組むし、外部研修にでてもよいし、何でも自分から積極的に提案して欲しいと言ってくれたことが、出る杭タイプの私にも合うかなと思ったことも要因です。 2点目の会社が好きであることとは、会社の経営理念に共感できるかということだと思います。一見どの会社も社会貢献という理念を掲げて会社の経営理念なんてどこも同じかなとも思えますが、私としては、よく検討すれば会社の経営理念はかなり違いがあると思っています。また、それをしっかり実践しているかということも調査すれば、会社の経営理念というものは会社によってだいぶ違うと思います。今の会社の経営理念についてはここでは省略しますが、とにかく新しいことにチャレンジすることが好きで、職場でもウェットな人間関係を望む私にとっては、かなり共感できるものがあったということです。


吉田
とても納得できる転職ができたようですね。それでは、その納得できる転職活動をするために意識していたこと、工夫したことなどありますか。


Aさん
できるだけその会社の情報を入手するように心掛けました。たった、2,3回の面接ではその会社のことはよくわからないので、面接とは別途の日程で個人的に会社見学をさせていただいたり、あとは実際にその会社で働いている人が匿名で書き込みをしている転職情報サイトの掲示板を見たりしました。また、私の場合は知的財産担当職でしたので、その会社がどのような特許、意匠、商標を年間何件くらいどこの国に出願したりしているか、係争関係の状況はどうか等を調べたりしました。


吉田
今回の転職活動を通して、ご自身のキャリアビジョンに関しての考え方に変化はございましたか。


Aさん
10年以上前の大学生の頃から、生涯にわたり、知的財産の仕事をするという強い決意がありますので、特に今回の転職活動でキャリアビジョンに関して考え方の変化というものはなかったです。


吉田
Aさんらしいですね。現在、転職されて1ヶ月が経ちますが、これからのどのような知識や経験を積み上げて行かなければならないと考えていますか。


Aさん
知的財産担当職ですので、技術、法律、英語の3点をバランスよく向上させていかなければと思いますが、現段階では、私の場合は、今の会社の技術についてはまだまだ知識が足りませんので、当面の課題はこの技術の知識の吸収です。そして、長期的には知的財産の観点から、会社の利益に大きな貢献をすることが任務ですから、経営の知識もいずれは勉強しなければと思っています。


吉田
とても素晴らしい考えだと思います。最後にこれから転職活動をしようと考えている方に何かアドバイスをいただけますか。


Aさん
社会人経験のある方は、人生観、仕事観というものが既に出来上がっていると思いますから、その価値観に素直になって転職活動すればよいと思います。たった1回しかない人生ですから、自分の本当にやりたいことをやればよいのではないかと思います。あとは先程話したとおり、転職先会社のことを良く調べるということです。



インタビューを終えて

Aさんと初めてお会いした時は、何事にもストイックな印象を持ちました。そして、ご自身のキャリアについても揺るがない軸を持って、転職活動をされていました。インタビューのなかで、「長期的には知的財産の観点から、会社の利益に大きな貢献をすることが任務ですから、経営の知識もいずれは勉強しなければと思っています」とおっしゃっていましたが、このような観点で仕事に取り組める知財担当者は経営サイドから見ても頼もしい存在になるのでは杯かと思います。週末は、勉強に多くの時間を費やされているということなので、今後のご活躍が楽しみです。

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